RESAS(地域分析システム)とは
内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局及び内閣府地方創生推進室は、2016年10月11日(火)に北海道札幌市にて「地方創生RESAS地域セミナー2016」を開催することを発表した。
RESASとは、地域経済分析システムの略であり、内閣官房は産業構造や人口動態、人の流れなどに関する官民のビックデータを集約し全国の自治体に提供することで、地方創生の取組を情報面から支援している。
提供を開始してからわずか数年で全1788の自治体のうち1706の自治体で利用されるほど認知され、各自治体は経験や勘でなく、客観的なデータに基づいて政策立案を始めている。また、同システムで提供するデータの一部は一般の人々でも閲覧可能であり、自治体職員だけでなく地域住民による地方創生も目指している。
そのため同セミナーの目的は、自治体関係者だけでなく、広く一般の方にも参加してもらい、RESASを活用してもらうことにある。会場はホテルさっぽろ芸文館で、JR札幌駅から地下鉄やバスで向かうことをお勧めしている。
「データに基づく政策立案」が最前線の時代
同セミナーは1日で2部構成となっており、第1部では、内閣官房職員による地方創生やRESASの最新情報の紹介、金沢大学専任講師の松浦義昭氏を招いてRESASを学校教育の授業で学ぶための取り組みや成果などを紹介する。
第2部では、RESAS活用企業がRESAS活用方法等を紹介する。参加費は無料で、一般の方は先着500名に達し次第受付終了となる。全国の自治体職員については1自治体につき、2名まで申し込みが可能。公式サイトから申し込みができる。
(画像はプレスリリースより)

「地方創生☆RESAS 地域セミナー2016(北海道地域)」開催
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000021500.html